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フットサル戦術パス回し「へドント」について学ぼう

フットサルチーム戦術における「ヘドント」とは?

ヘドントとはポルトガル語で、旋回という意味です。

その名の通りフィールドプレーヤーが円を描くようにローテーションしながらパスを回します。試合中にヘドントのパス回しをする意味としては、攻撃時の起点となる、ピヴォ当てを行うための隙を作るということが目的です。

また、選手が旋回することによって意図的に相手が本来マークすべきではない選手にをマークせざるを得ない状況を作ることができます。以下では、この状況をミスマッチと言わせてもらいます。

(例えば、背の高い選手に背の低い選手がマークにつかなくてはならない、攻撃が得意な選手に、守備が苦手な選手がマークに行かないくてはいけないなど)

ミスマッチは守備をする側にとっては不利な状況になり避けたいものです。ヘドントの動きは、選手を旋回させるのでこうしたミスマッチを呼び込むことが可能となり、そのミスマッチを利用して得点につながる攻撃を仕掛けるきっかけを作ることができるのです。

 

 

基本は、ダイアモンド型で展開されます。まずはフィクソの位置にいる1からアラにいる3へパスをします。パスをした1は4のいる方向へ行き、4は2の方へ行きます。2は3のところへ。ボールを受けた3は1の位置へドリブルをしていき、3の位置にずれた2へパスをします。

これの繰り返しがヘドントの基本的な動きとなります。

 

 

上の動画のようにへドントをうまく使いながらマークがずれたタイミングでピヴォにパスを出したりすると一気にチャンスになりますのでうまく使ってみましょう。